遅刻の帝王の部屋 : イベントレポート : ときメモOVA製作発表イベント 名古屋

ときメモOVA制作発表イベント レポート 2

オリジナルビデオアニメーション ときめきメモリアル 制作発表パーティー

日時: 1998年12月23日(水) 午後4時 開演
会場: 港湾会館


ステージ上の特大スクリーンに、プレイステーション版の「ときめきメモリアル
〜forever with you〜」のオープニングムービーが流れて、イベントがスタート。

ムービーが終わると、サンタクロースの格好をした流石野ディレクターが登場。
「イブイブの夜なんで、クリスマスに向けて一緒に盛り上がっていきましょう」と
いうことで、本日の出演者を順に呼んで紹介していく。

金月真美さん: 赤いモコモコな服(?)、黒い皮のパンツ
菊池志穂さん: 黒いタートルネックなニット状のもの、赤黒チェックのスカート
菅原祥子さん: 赤い、謎のスモッグ風な衣装で、胸に星のようなペンダント、
              黒いスカート

名古屋では久しぶりのときメモイベントということで、3人ともその辺の話題が
中心のトークになる。例えば

菊池  「夏に、ちょこっと、来たきりですね」
流石野「そんなカタコトで言わなくても」
菊池  「あたし帰国子女なんで」

とか

菊池  「裏におっきな観覧車ありますね、はじめて見ました」
金月  「生まれて初めて観覧車見たの〜?」
菊池  (ふるふると首を振りながら笑う)
金月  「あたし、観覧車ってまだ乗った事ないのよ〜」
菊池  「(廻るの)ゆっくりだから、恐くないですよ」
金月  「かえって恐い〜」
菊池  「今度乗りましょう」

といった感じのもの。

今日は、客席を3つに分けて、ステージから向かって左側を「ネコ」さんチーム、
真ん中を「ゾウ」さんチーム、右側を「サル」さんチームとして、それぞれに
あいさつをしていた。

3人揃ったところで、金月さんがネコ、志穂さんがゾウ、さっちゃんがサルで、
同時に「ニャオー」「パオーン」「ウッキー」と叫んでみる。
なぜか、「ウッキャー」と叫んでいるさっちゃん。

ここから、今日のイベントのタイトルにもなっている、OVAについて。
今日のお題は「OVAで、こんな企画とか、こんな作業の進め方だったらいやだな
というもの」。

流石野「真美ちゃんは?」
金月  「ゲームみたいにマルチエンディングになっていて、それぞれの女の子の
        告白を見られるようになっているんだけど、外井編だけはイヤ」
菊池  「それって18禁ですか?」
金月  「それだと、ときめかないメモリアルになっちゃう」
菊池  「『ときめき』のあとに『?』がついているの」

流石野「志穂ちゃんは?」
菊池  「台本もないし、まだ分かんないんだけど・・・。
        見晴ちゃんがコアラ背負っていたらいやだな。CDのジャケットとかでは
        後ろにコアラがいるけどね」
金月  「でも、どんな切ないシーンでも、笑いは必要だから」
流石野「卒業式の日に、でっかいコアラが出ていたら、『あの中には・・・』
        って思ってまた感動するの」
菊池  「それじゃ、お子様負けになっちゃう。対象年齢5歳以上って」

流石野「じゃあ、さっちゃんは?」
菅原  「えっとぉ、あの、その・・・」
金月  「ちょっとさち、あたしたちがこんなにしゃべっていたのに、なんにも
        考えていなかったの? ずっと一緒に笑っていたんでしょ」
菅原  「すっかり安心していました〜」
菊池  「さっちゃん、チョコレートとポテトチップのことだけしか頭の中に無い
        から」

結局、さんざん考えたあげく

菅原  「修学旅行のシーンがあったら、いやだな」
客    「え〜っ」
流石野「なんで修学旅行なの?」
菅原  「修学旅行で、もし、お風呂のシーンがあった時に・・・
        ときめきメモリアルのみんなが・・・
        男の人が大好きなシーンが連発しちゃう、のがいやだな」

と、今日もアダルト路線のさっちゃんだった。

流石野「OVA『ときめきメモリアル』は、来年春の発売予定です」
菊池  「春はいつまでのことを言うのかしら?」
流石野「えっと、春は桜が咲いて、4月になって、雨がいっぱい降って・・・」
菅原  「あたしは一年中春ですよ」

OVAの制作現場のレポートの上映。内容は東京と同じなので省略。
レポートが終わり、ステージ上に4人が戻ってくる。

流石野「いかがでしたか〜?」
菊池  「かんでる、かんでる」
流石野「今、僕に、かんでるとツッコミを入れたのは菊池志穂ちゃんですね?」
菊池  「ううん。天の声」
金月  「結局、何にもできていないんじゃないですか」
流石野「今のは、ときメモの声優さんを代表しての意見なんですね?」

ここで、広報担当の関口さんが登場。
会場から「せーの、関口さ〜ん」というコールが入る。手を振り返す関口さん。
でも、突然のことで、ちょっと動揺してしまったらしい。

客席が全員起立して、カルトクイズ大会が行われる。

第1問「ドラマシリーズの制作が電撃発表されたのは、11月のプレイステーション
       エキスポでのことだった」
第2問「『虹色の青春』で、主人公の部屋に貼ってあるポスターは、ブラジルと
       イギリスの選手のものである」
第3問「『虹色の青春』で、主人公の愛読書は『月刊パーフェクトイレブン』で
       ある」
第4問「『彩のラブソング』で、美咲鈴音が主人公の頬を叩いたのは左手である」
第5問「『彩のラブソング』パッケージのギターは、赤と白のツートンカラーで
       ある」
第6問「『旅立ちの詩』のサブシナリオの1つは、実は私 (関口さん) が書きまし
       た」
第7問「『ポケット』の新キャラ3人のうち、3年間で1番バストアップするのは、
       カトリシアである」

クイズに○×で勝ち残った4名が、超激レアのテレホンカードを獲得。
続けて、「旅立ちの詩」の開発状況の映像が紹介される。内容は省略。

ドラマシリーズの開発スタッフの話をする、流石野さんと関口さん。
やわらか頭で、新しいものでもどんどん取り入れる、非常に若いチームらしい。
みんな必死で開発をしていて、吉冨さんも新婚ホヤホヤなのに毎日会社の床で
寝ている、などのエピソードが紹介された。

2月11日に発売されるゲームボーイ版の「ときめきメモリアルポケット」の方は、
既に開発が終了しているとのこと。32メガのカセットを使用していて、ゲーム
ボーイでこれだけの大容量を使っているものは他にはほとんどない、という
ような宣伝をしていた。

その間に準備が完了したようで、金月さん・志穂さん・さっちゃんの順で、1人
ずつステージ上に登場してプレゼントの抽選会を行い、1曲ずつ歌を披露した。

金月さんは、ここだけ白いドレスに着替えて登場。
プレゼントは、「ネコが湯船につかっている形のアロマキャンドル」で、やはり
サイン入りクリスマスカードつき。
曲は、この時期にしか歌えないものをということで、「Sweat Christmas」

続いて、志穂さん。

流石野「さて、次のプレゼンテーターは誰だ?」
菊池  「うきっ?」
流石野「志穂ちゃん、どうして横向きに歩いてくるんだ?」
菊池  「カニだから」

志穂さんは東京会場に引き続き、紅茶の葉っぱをプレゼント。
今回は「クリスマスリース」という茶葉。

菊池  「今日のはクリスマスリースっていう茶葉〜」
流石野「・・・・ああ! あれね」
菊池  「知らないくせに」
と言いながら、一歩ドンっとやる志穂さん。
菊池  「開けると、『おお、クリスマスだ〜』って、
        クリスマス気分満喫」
流石野「志穂ちゃんは、クリスマスのご予定は?」
菊池  「あたしは3日前ぐらいに、家族とクリスマスパーチーをやってしまった
        んで」

プレゼントの抽選が始まるが、なかなか番号が決まらない。3回ぐらいやり直して
やっと決まる。

菊池  「よかった、よかった。ふぅ、疲れたから帰ろうかな」
流石野「まだ帰っちゃダメ。
        志穂ちゃんと言えば、館林のアルバムが11月に出たけど、その中で
        『ラビリンス』を、志穂ちゃんが作詞しているんだよね」
菊池  「見晴ちゃんのために、夜を徹して・・・2時間で書き上げました」
流石野「志穂ちゃんの中で、彼女のイメージが固まっていたんじゃないの?」
菊池  「見晴ちゃんのもつ『謎キャラ』の謎の部分を、ぐっと引き出すように
        しました」

流石野「今日は、『My Sweet Days』を、本邦初公開でお送りします」
菊池  「本当はね、今すぐ袖に帰りたいぐらい緊張しているの」
流石野「うん、分かった。曲が終わったら帰っていいよ」
菊池  「ぜひ、見晴ちゃんの思いをぐっと受け止めたクリスマスにしてください」
流石野「名古屋の皆さん、結構ラッキーですね」

最後にさっちゃんが登場。

流石野「さっちゃんはクリスマスはどうするの?」
菅原  「えっと、1つ目のスタジオに行って、2つ目のスタジオに行って、23時ま
        でなんですよ〜。でも、25日は横浜でコスプレのイベントがあるので、
        それに参加します」
流石野「さっちゃん、コスプレするの?」
菅原  「私、コスプレしたかったんですけど、審査員ということで、普通の格好
        です。でも、コスプレってどんな格好したらいいのかな」
客    (各自で好き勝手なことを言っている)
流石野「えっ、きらめき小学校?」
菅原  「き、きらめき小学校!?」

プレゼントは、東京と同じく、グラスの中にパンツが入っているというもの。
本当は、自分の部屋の中にあるジャケットか何かにしようと思っていたが、
クリスマスっぽいものにしようと思って、移動の時間中に、自分で選んできた
と、さっちゃん。流石野さんも、「よく時間があったね」と感心していた。

曲は「Convinience Story」

エンディングは「二人の時」。
最初は「〜voice〜」風で、金月さんだけが歌っているのだが、
2番から通常バージョンに変わって、志穂さんとさっちゃんも加わった。

最後に、今日の出演者が全員ステージに登場。

流石野「皆さんに一言ずつ感想をお願いします」
関口  「皆さんのおかげで、ときメモもこんなに長い間続けてくることができま
        した。遅れていますが、ときメモ2が発売されるまで、ずっと応援して
        ください」
菊池  「久しぶりの名古屋でのイベントでしたが、あいかわらずの盛り上がりで
        熱気でムンムンしていて、緊張もブッとびました」
金月  「来年、去年のクリスマスを思い出す時に、この名古屋のイベントのこと
        を思い出すと思います」
菅原  「今日も、おやすみという日にこれだけの人が集まってくれて、すごく
        楽しかったです。またみんなで騒げる時があればいいなと思います」
全員  「それでは、メリークリスマス!」

客席から、アンコールが起こる。
今日はあらかじめ用意していたらしく、すぐに金月さんと志穂さんが、遅れて
さっちゃんが出てくる。

金月  「どうして、みんなと一緒に出てこれないかなぁ?」
菅原  「えっと、あの、その・・・」
菊池  「マイクがなかったんでしょ?」
金月  「ダメよ、離しちゃ。あたしたち、ずっと持っていたのに」
菅原  「ステージの出口のところで、『どうもありがとう』って渡しちゃいまし
        た」
菊池  「もう、さっちゃん、ポテチ取り上げ。クリスマスのブーツもあげないよ」
菅原  「え〜っ、そんなぁ」

3人で「ハートのスタートライン」を歌って、イベントが終了となる。

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